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Posted by 滋賀咲くブログ at

2008年02月27日

いのちの食べ方

イタリアンやらチーズやら招福楼やらで本物を探検している私達ですが、「いのちの食べ方」という映画がやっていますが、今流行の食の安全についても含め、このようなことも押さえときたいと思います。今、絶賛上映中らしいですが、まだ私は観てませんが、そのうちみたいと思っています。誰か観ました?「いのちの食べ方」URL http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/   


Posted by ほんもの探検隊 at 13:25 Comments( 4 ) 美味いもん

2007年11月06日

和ろうそくと銘酒”七本槍”の夕べ

10月27日(土)に高島市の新旭・水鳥観察センターで行われました、

YOZORA CAFE SPECIAL EVENT ~日本酒と和ろうそくで出会う夜~

というイベントに行って参りました。

私は下戸なので銘酒「七本槍」の美味しさについては別の方に譲るとして、和ろうそくの醸す光の美しさは十分に味わわせていただきました。



普段の蛍光灯の青白い無機質な光になれた目に、本当の「灯り」の意味を思い出させてくれたような気がします。

参加された方はお分かりになると思いますが、あれが普通の蛍光灯の灯りの下で行われていれば、あのようにフレンドリーに話が盛り上がると言うことは無かったのではないでしょうか?(男ばかり5人で・・)ゆらゆらゆれるろうそくの炎は人の表情を一層人間らしくするように感じました。

しかし、ろうそくの明かりは一方では、熱を伴いながら以外に力強くも見えました。(極上櫨ロウの和ろうそくだったからかも知れません)

歌舞伎役者の坂東玉三郎さんが言っているそうです。「西洋の映画を見ると色には暖かみと深みがあり、“かげ”が豊富で、その上“かげ”にも色がある。日本の映画の場合には“かげ”がなくて色が味気ない。日常生活は蛍光灯なので、日本人はもう色の感覚がなくなったように思う」(美しき日本の残像/アレックス・カー)“

かげ”の色や表情を感じたいと思います。また、上からの光りは太陽や月の専売特許。人工的な灯り(ろうそくや電灯)は目の高さより下にすることで、なぜかとても心が休まります。是非一度、和ろうそくを貴方の部屋で試して見ませんか?よい音楽でも聴きながら。(M)
  
タグ :日本酒


Posted by ほんもの探検隊 at 20:49 Comments( 0 ) 美味いもん

2007年10月30日

オリーブオイル

先日よりMLでご紹介しているオリーブオイルは本当に美味しいです。

本物のオリーブオイルは、日本の醤油代わりにもなります。先日も鯛の刺身にオリーブオイルをつけて食べましたが美味なこと・・kao01

皆様にも是非お勧めしたいです。本物ですicon23   
タグ :イタリアン


Posted by ほんもの探検隊 at 17:37 Comments( 2 ) 美味いもん

2007年10月16日

招福楼探検報告

10月は旧暦では、8~9月。ちょうど今年(2007年)は10月19日が旧暦9月9日、重陽の節句に当たります。

桃の節句、端午の節句とちがい今ではあまり聞く事はありませんが、戦前までは主に宮廷行事として行われていたようです。

中国では奇数は演技の良いものとされ、奇数(陽数)の最大数である九が重なるので「重陽」と呼ばれたそうです。菊酒を飲んだりしてけがれを祓い長寿を願いました。また、菊の被綿(きせわた)といって、重陽の節句の前夜にまだつぼみの菊の花に綿をかぶせて菊の香りと夜露をしみこませたもので、邪気をはらうため身体をぬぐっていたりもしたといいます。

日本の伝統的な文化を忠実に伝えている「招福楼」さんではこの重陽の雰囲気を味わえます。

床の間には「菊光」の掛け軸と、ちょうどボールのように丸く形作られた黄色い被綿(着せ綿)が飾られ秋の趣を演出しています。招福楼好みで誂(あつら)えられた塗りの膳も大きさと言い、胡坐をかいてちょうど良い高さと言い細やかな心遣いが細部までいきわたっています。

そして菊酒に始まる、「招福楼」の料理が供されます。

前菜(先付)は湯葉とうにのポン酢和え。ほうき草の実(とんぶり)乗せ。絶妙です。決して自己主張の強くない、そして素材の味そのままでもない、なんとも評しがたい、身体と心が求めている味とでも申しましょうか。ポン酢も僅かに出汁で割ってあるようです。器も上品な織部・・・・。この前菜から客は招福楼ワールドにぐいぐい引き込まれていきます。

先付に始まって

蕪と鴨団子の煮物、

穴子柴漬け飯蒸し、

鯛の御造り、

浜防風、

八寸(鶉焼き鳥、鯖生寿司、平茸辛煮、いぶし鮭のアボガド包み、揚げ銀杏松葉刺し等)

ゆりねと銀杏のシンジョ、松茸乗せ、強肴(太刀魚の蒸し物柴漬け乗せ)、

梅雑炊菊花仕立て、

しば栗葛もち、

抹茶、

ピオーネのワインゼリー寄せ。

心と身体に優しい、そして目に鮮やかな料理が、適切なタイミングで、しかもそれぞれにきちんと設定された暖かさ、冷たさで供されます。

私たちは昼の事で、酒も飲まず、やたら食べてばかりいたので厨房はさぞ大変だったのではないでしょうか。
料理を盛り付けてある器も、朝鮮唐津、秋らしい黄交跡(きこうち)菊皿、志野の湯のみ、市松障子蓋の縁高、塗り椀などなど、掌に優しい、ふうわりとしたやわらかい器を中心に心和むものでした。部屋の照明が控えめでしたので、写真はあえて取りませんでした。携帯についているカメラごときでは、あの適度な暗さの中で引き立つ器や料理の色・形は伝えにくいと思いました。

(同行の陶芸家氏は器に対してはまだまだ不満足のようでしたが・・・・以後、続く。予定)(M)

【招福楼】
http://www.shofukuro.jp/home.html
〒527-0012 滋賀県東近江市八日市本町8番11号
TEL 0748-22-0003   FAX 0748-23-3154
9:00~20:00/第1・3・5月曜休

  
タグ :招福楼


Posted by ほんもの探検隊 at 07:40 Comments( 0 ) 美味いもん

2007年10月13日

「招福楼」探検の御報告

過日、八日市駅前にある懐石料理の名店「招福楼」にお邪魔しました。
極普通の寂れた(失礼)田舎の駅前にこんもりと見える森、それが招福楼です。

門をくぐると、玉砂利が敷き詰められたアプローチ。左右に木立がすがすがしいばかりです。




更に歩を進めると「招福楼」さんの象徴のようにも思える、凛とした姿の銀閣寺垣が見えます。


ご亭主が背筋を伸ばしてお迎えくださっている・・・。そんなたたずまいです。
その横には枝を広く張り、コケ生した桜の古木―春には綺麗なことでしょう―。その右にくぐり門があり、そこが「招福楼」の玄関となります。

涼やかに打ち水がされた玄関では、女性の若い衆が丁寧に、そしてきわめてフレンドリーにお迎えいただきました。一瞬、誰の名前で予約していたか知らなかったことに気付き、もごもごしていると「○○様の~」と軽く振っていただけたので、「あっ、そうそう、その○○で・・・」と訳のわからない状態に成ってしまいました。やはり招福楼さん初出場と言うことでかなり緊張していたのでしょう。
しかし、座敷女中さん達の笑顔と、心からのご挨拶に迎えられながら新館の奥の広間に通していただきました。

ちょうど良い具合に香がたきこめられて、徐々に緊張も解けてきました。廊下もウグイス張りなのか?ギシギシ感があり、とても綺麗にされていますが、明治からという歴史の重みを感じさせてくれます。広間も控えめな照明で、裏表のお庭から入り込む光りも適度に演出してあります。適度な明るさ(暗さ)は人の心を落ち着けてくれるものだと理解しました。(以後、続く。予定・・・)

【今回の「本物」】

招福楼本店
http://www.shofukuro.jp/honten.html

〒527-0012 滋賀県東近江市八日市本町8番11号
TEL 0748-22-0003 FAX 0748-23-3154
9:00~20:00/第1・3・5月曜休   
タグ :招福楼


Posted by ほんもの探検隊 at 16:31 Comments( 1 ) 美味いもん

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