この広告は365日以上更新がないブログに表示されます。   

Posted by 滋賀咲くブログ at

2008年02月11日

大津春待ち“宵”灯り―Part2―

今回のセッションを聞かせていただきながら考えた事がいくつか在りました。

「滋賀県民の私たちにとってJAZZって何か?」。





まず参加者の平均年齢がかなり高め?(もちろん自分も含めてですが)と言うことです。

これは何を意味するのか?

JAZZファンが高齢化しており、日本経済と同様に?今後わが国では衰退するしかないのか?
あるいは、一定の人生を積み重ねてこないとJAZZの良さがわからないのか?
子供達や、若者にとってJAZZは不要な音楽なのか?

JAZZが「真・善・美」を備えた「本物」であるなら、その答えはあるはずです。「ジャズファンの大多数は常に青年層である。(中略)年齢層にして17歳から27歳。この層が圧倒的に多い」(ジャズの歴史物語)と油井正一氏が論じたのは35年前のことでした。

高度経済成長の中で、ひたすら「豊か」になるために突っ走ってきた日本人は、「文化」を自ら創り上げ、広げ、伝えるという大切な事に、いつの間にか無頓着になってしまっているような気がします。

もう一度、青年にJAZZ(そのほかあらゆる“本物の音楽”)の素晴らしさ、楽しさを伝えていくことも必要な事なのでしょう。

人生の苦さや、はかなさ、でも捨てたものでは無い事など、生きてきた意味、生きていく意味と共に・・・・・。


心地よいリズムの中で、そんなことも考えてしまいました。(M)   
タグ :ジャズ


Posted by ほんもの探検隊 at 21:46 Comments( 4 ) 趣味

2008年02月11日

浜大津春待ち“宵”灯り―Part1―

2008年2月10日に行われた「浜大津春待ち灯り」イベントの一つである「サタデーJAZZナイト」に行って参りました。

滋賀県のアマチュアジャズミュージシャンがこれだけ一同に会してセッションをするというのは初めてに近いことのようで、大変興味深く聞かせていただきました。MIXIのコミュニティで知り合った滋賀県在住のアマチュアミュージシャンが少しずつ集まって、小さなセッションを始めて来たことが契機となって、今夜は20名近いプレーヤーが集まって開催されたとの事でした。

会場は築後、80年近いという「大津社会教育会館」(公民館)の3Fホール。

午後5時30分から開催されたセッションは、200名(私の目測ですが)近い来場者で椅子席は満席になるほど。ラスト1時間はプロシンガーの谷本久美子さんも加わり、本格的なジャズライブとなりました。

「ミスティ」
「バートランドの子守唄」
「イパネマの娘」
「マイ・フーリッシュ・ハート」
「オール・オブ・ミー」
「バイバイ・ブラックバード」
「わが心のジョージア」など、

女性ボーカルも交えて、スタンダードナンバーを中心にタップリ3時間30分、ジャズのライブを楽しませていただきました。大津の知る人ぞ知る、ジャズライブの名店「バーンの笛」のママの軽妙な進行でジャズセッションの楽しみ方なんぞも御紹介いただきながら、とてもアットホームな雰囲気のセッションでした。



「来年以降も継続開催していきたい」との事でしたので、応援して行きたいと思います。プレーヤーの皆さん、スタッフの皆さん。お疲れ様でした。そして、“乗れてたぜ”!。(白い上着のギターが、我らがデューク坪田です。社長!カッコいい!)(M)   
タグ :ジャズ


Posted by ほんもの探検隊 at 10:32 Comments( 2 ) 趣味

2007年12月08日

薪ストーブ論 part2

「薪ストーブ」が「本物」として私たちに「感動」を与える点はなんでしょう。

まず第一は、「炎」の魅力そのものです。



誰しもキャンプファイアーを囲んで燃え盛る火を見つめながら、友情を暖めあったり、自分自身の内面を見つめなおしたりしたことがあったのではないでしょうか?これは私の仮説なのですが、動物の中で唯一「人間」だけが火を恐れません。

それは140万年前に人類が火を使うことを発見してから、私たちのDNAに「火を友とする」という事が書き込まれたのではないでしょうか?それまでの「火は恐ろしいもの」と言う動物としてのDNAから大転換が行われたのでしょう。

「火を恐れず、友(パートナー)とする」からたとえば、煮炊きに使ってさらに高カロリーな養分摂取が出来るようになったり、明かりに使って暗闇に打ち勝ち活動的な時間を拡大したり、暖を取って凍える恐怖に打ち勝つことが出来たのです。

「火を友とすること」はすなわち他の動物と人類を区別する重要な鍵だったので、私たちのDNAは無条件に火に親しみを持つようになったのだと思います。部屋の中の薪ストーブで燃えている火は、テレビを消させ、和やかな語らいや、深い自己洞察を誘います。それは、私たち人間の最も深いところ=DNAから来るものだと考えると、なんとなくしっくり理解できるような気がします。(M)   
タグ :薪ストーブ


Posted by ほんもの探検隊 at 19:28 Comments( 0 ) 趣味

2007年12月08日

「薪ストーブ」論 part1

最近、流行の兆しがあると言う「薪ストーブ」。ついに我が家にやってきました。



ノルウェーの「JOTUL」(ヨツール)社製のF3という機種です。

また数日しか使用していないのですが、「本物」を実感しています。

まず少々薀蓄を・・・そもそも類人猿は火をコントロールできるようになって始めて人類になったとも言われています。それほど火は人類の暮らしを劇的に変化させました。火は最初、地面であるいは住処である洞窟で薪を燃やすという単純な形でした。ところがヒトがその住処を作る時、やっかいな問題が在りました。まずはその排煙。狭く密閉された住処で火を燃やすと大量の煙が出てしまいます。そこで、煙を外に排出する煙突が考案されました。(北米インディアンの代表的な住居「ティ-ピ-」や中央アジアの遊牧民の「ゲル」などは特別な煙突を持ちませんが、その形態自体が優れた煙突としての機能を果たしているそうです。)

排煙を効率的に集めるためにフードや壁を設けた暖炉が登場すると、もう煙で涙目になる必要は無くなりましたが、ヒトは今度はもっと効率的な燃焼が出来ないかと考えるようになり、そこでベンジャミン・フランクリンが鉄製の箱型ストーブ、いわゆる「ベンジャミンスト-ブ」を考案します。

燃焼効率に大変優れた現在の薪ストーブも、基本的には密閉された鉄の箱の中で効率的に薪を燃焼させ鉄を暖めて放熱させる、そんなベンジャミンの理論がそのまま生かされています。(続く予定)

  
タグ :薪ストーブ


Posted by ほんもの探検隊 at 10:39 Comments( 2 ) 趣味

SPONSORED
プロフィール
ほんもの探検隊
「ほんもの探検隊」とは? 滋賀県中小企業家同友会・有志を中心に、あらゆる「本物」を探し・体験し・発信する「探検隊」です!
< 2025年05月 >
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
アクセスカウンタ
オーナーへメッセージ
QRコード
QRCODE
Information
ログインはこちら
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 6人