2009年04月24日
闇夜に浮かぶ蝶、桜花・・・・日本の美の極致③
明治初期から、大正初期に掛けて、日本の近代化を、巨額の外資を稼ぐ事によって支えた、絹製品や、京七宝などの工芸品。世界を驚嘆させ、絶賛させたこれらの“文化”をもう一度見直し、理解する必要がこれからの私達にはありはしないでしょうか。並河靖之工房などの“有線七宝”技術も、日本の人件費の上昇と共に維持できなくなったとされています。しかし、一つで家が一軒建つといわれた、その価値が、数ヶ月から1年くらいかかると言われる“有線七宝”の手間と比べても決して安いものではなかったと思います。むしろ、近代化という名の下に、効率を求め、地道な努力の積み重ねを軽視する“近代化”の風潮の中で、組織としての職人集団を維持できなくなった事が主要な原因だったような気がします。“京七宝”はあくまで、販売を目的とした工芸品であり、顧客の要望に対応できる一定の生産力が求められたのだと思います。芸術以上の芸術品であった“京七宝”がそもそも、商品として成立してしまった歴史のアイロニーではなかったでしょうか?並河清之の“黒い宇宙”は私達の、感慨を知ってか知らずか、凛とたたずんでいます。(M)

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2009年04月19日
闇夜に浮かぶ蝶、桜花・・・・日本の美の極致②
今回見せていただいた“京七宝”は、代表的な作家・並河靖之工房の作品です。これらの精緻な文様は“有線七宝”という中国渡来の技術を、明治初期の職人達の熱意と技術が世界を魅了する“工芸”に高めたものです。人間業とは思えない精密さ、気が遠くなるほどの忍耐強い作業、そして絶えてしまった“漆黒”の釉薬の秘密など、140年も前に日本人が創り上げた“美”が今の日本人にはすでに遠くて、あまりにも気高いものになっています。140年もの時を経て、文化的に、はるかに後退してしまった日本近代史とは何だったのでしょうか?(M)

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2009年04月19日
闇夜に浮かぶ蝶、桜花・・・・日本の美の極致①

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2009年04月08日
ありがとうございました!びわこJAZZフェスタ報告。
2009年4月5日(日)。
ついに開催されました。
びわこJAZZフェスティバル2009IN東近江
実行委員会が撮影した模様を一部ご紹介していきますね。
駅前大通り↓

市役所にて、準備中↓

各ステージではJAZZの演奏が

感動のグランドフィナーレ!

ライブアートペイント!

では、
また来年、お会いしましょう。
ついに開催されました。
びわこJAZZフェスティバル2009IN東近江
実行委員会が撮影した模様を一部ご紹介していきますね。
駅前大通り↓
市役所にて、準備中↓
各ステージではJAZZの演奏が

感動のグランドフィナーレ!
ライブアートペイント!
では、
また来年、お会いしましょう。