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Posted by 滋賀咲くブログ at

2008年01月27日

ブライアンさんの事

皆さんは大津市伊香立在住の画家 ブライアン・ウイリアムズ氏をご存知でしょうか?

所かまわない開発によって、今や無残に破壊され幻想となりつつある湖国の農山村を中心とした、静かな、そして心暖まる風景画を描かれています。水彩を始め、油彩、リトグラフなど様々な技法でかかれたそれらの絵は、外国人であるブライアンさんの眼と筆を通して、私たち日本人の心の中に響いてきます。




たそがれ時や、朝もやに包まれたびわ湖の風景、雪に深くうずもれた古民家は、静かに日本の美しさ、大切さを語りかけてきます。ブライアンさんの絵は八日市図書館で見たり、借りることも可能です。

今日は「丹波」と名づけられたリトグラフの作品を借りてきました。

なんと1ヶ月、この絵を手元に置いて堪能できるのです。「こういう景色があったから、この村に住もうと決めた。越してきた頃は、畦の曲線が美しくて、ほとんど毎日一度は足を運び、眺めたり描くなりしていた。

ここ4,5年、圃場整備が進んでだいぶ変わってしまった。」どの絵も、ブライアンさんの近江の自然に対する、憧れや、惜別の情にあふれています。(注 絵は「丹波」では在りません)(M)   
タグ :滋賀琵琶湖


Posted by ほんもの探検隊 at 15:49 Comments( 2 )

2008年01月06日

歌舞伎探検レポート Part2

京都の年の瀬を彩る、南座の顔見世興行の「まねき」。勘亭流の見事な字体で役者の名前が書かれ、伝統芸能の雰囲気をいやがうえにも盛り上げます。実はこの「まねき」をかけるのは関西では川勝清歩さん(74歳)ただ一人だそうです。中学卒業後、大正期からまねきを書き続けた故竹田耕清さんに弟子入り。25歳で職人として独立。「顔見世」での大役が回ってきた時には63歳になっていたとか。それでも、「師匠の字はもっと力強くてリズムがあり、それでいて色気や柔らかさもあった。まだまだ追いつかない」(毎日新聞 12月23日)と「まねき書き」の奥深さを語ります。勘亭流「まねき」の後継者も是非育ってほしいものです。しかし、私たちの仕事にも関係しますが、なかなか職人や技能の伝承は簡単には行かないもの。技能継承の明確な意図を持って、じっくり時間をかけていくしかないのでしょう。歌舞伎そのものは代々引き継がれてきたものであり、これからもその伝統は引き継がれていくと思いますが、「まねき画き」などの周辺技能の伝承の大切さも、歌舞伎を見ながら考えさせられてしまいました。歌舞伎の第二の魅力はこの「伝承」の重さ、愚直さにあるのではないでしょうか?(M)   


Posted by ほんもの探検隊 at 04:46 Comments( 0 )

2008年01月06日

薪ストーブ論 part3

「薪ストーブ」の魅力の第二はなんと言っても「暖房器具」としての魅力でしょう。特に我が家の鋳物製クリーンバーンシステムの「薪ストーブ」は、外壁の分厚い鋳物に熱が伝わりそこからの輻射熱で室内を暖めることにより、他の暖房器具(石油ストーブなど)とは異次元の快適さを与えてくれます。身体の芯から温まるということが実感出来る暖房器具です。輻射熱とは「遠赤外線の熱線によって直接伝わる熱のこと。太陽の自然な暖かさも輻射熱。薪ストーブの熱が体に柔らかいのは輻射熱によるところが大きい。」(薪ストーブ用語辞典)遠赤外線は空気を暖めて暖房するのではなく、人体や壁・床・家具などに直接作用してその分子や結晶を振動させ熱エネルギーを発生させます。ですから顔だけ火照って、足は寒いといったことは在りません。また屋内全体が温まっているので火が消えた後も暖かさが持続します。部屋の大きさ、断熱材の条件さえ良ければ真冬でも翌朝、パジャマだけでも寒さを感じることは在りません。(我が家の場合)薪ストーブで温まった身体は、寝室のベッドに入っても、丁度温泉に入ったようにポカポカ感が持続してとても気持ちの良いものです。本当に人に優しい暖房器具だと思います。 (M)   


Posted by ほんもの探検隊 at 04:11 Comments( 0 )

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